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紀文大尽舞 (新潮文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 160522 位
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| 参考価格: | ¥ 700 (消費税込)
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米村作品一番の魅力は・・・
蜜柑船で大儲け、一代で莫大な財を築いた紀伊国屋文左衛門。彼の一代記を書こうと後を追い回す、女ながらに戯作者志望の湯屋の娘、お夢。ところが紀文は逃げ回ってばかり。何か秘密が隠されていると思ったお夢、さらに執拗に後をつけ回すが、ついには命を狙われて・・・。紀伊国屋文左衛門の立志伝に隠された秘密、さらにはそこから拡がる将軍家の後継者選びにまつわる陰謀に、男勝りの口の悪さと気風の良さの持ち主お夢が立ち向かう、ミステリ風味を効かせた時代小説です。
やんわりふんわりとした語り口、作者の他の作品の人物に係わりのある人物(ご先祖様等)が登場など、米村ワールドの魅力満載、また、なるほど歴史の裏側には本当にこんなことがあったのかもしれないと思わせる構成力はさすがです。
が、とてもシリアスな内容だからか、つまらないワケではないのですが、いつもの米村作品を読んだ後のようなほっこりとした幸せ感、胸のすくような爽快感が少ない。米村作品の一番の魅力は、やっぱりあの独特ののんびりとした温かさだと思うのですが、どうでしょうか。
おもしろーい!
面白かった!
もう極々シンプルにこの一言で足りますね!
でももうちょっと語るとすれば、謎また謎に、ラストのどんでん返し!まさにエンターテイメントなお江戸ものでした♪
あと、ストーリーの本筋が面白いことはもちろんなのですが、主人公のお夢ちゃんのキャラクターもこれまた良くって!
今で言う小説家になるのでしょうか?戯作者を目指してるヒロインですが、女だてらに?な時代に、自分の才で身を立てようとするヒロインだけあって一本芯の通った勝ち気さで気持ちのいいキャラですが、食いしん坊で大食漢。シリアスに悩んでるときや奔走しているときも、自然の欲求、食欲には勝てず、買い食いシーンが度々出てくるのが妙にリアルで可愛いくも可笑しかったです。
ちょっとひねりすぎかな?
豊富な知識を分かりやすく描く毎度の手法はさすが。米村節も好調です。
ただ、今回の話、ちょっと込み入りすぎていて、後半読み疲れがしました。
飽きるという内容ではありませんが、軽快な米村漫談がちょっと空回りの
感が否めません。
星4つに近い星3つということで。
おもしろい!
ですます口調の文体がちょっと読みづらいか・・・と思ったのもつかの間、一気に読んでしまいました。結構人が死ぬ割に、ちょっとゆるい感じのするこの世界観は、この文体あってのものですね。
新潮社
おんみつ蜜姫 (新潮文庫) 面影小町伝 (新潮文庫) 退屈姫君 恋に燃える (新潮文庫) 風流冷飯伝 (新潮文庫) 退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)
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