セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)



セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)
セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)

商品カテゴリ:医学,薬学,医療,看護,介護
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何度か読み返してみたい

勝間さんお薦めリストにあり、非常に興味がある分野(科学的・人間的)なので、古本で購入。
(既に新品では売っていない・・)

著者は生物学者のダイヤモンド氏。

内容は、単純に面白いの一言。
様々な生物のセックスや、子孫反映の仕方も記述されてあり、勉強になる。
これまでなんで白熊のオスは子育てをしないのだろう?と漠然と思っていたが、その理由が明確に。
人が今の一夫一妻制になってきたのも、排卵日以外にもセックスするのも、進化の過程でそのように淘汰されてきたからということが語られている。

根本的なテーマだからこそ、他の様々なテーマにも応用できると思う。

とても良書でした!!もう何度か読み返してみたい。
タブーとも思われる主題をこのような切り口で見事に解き明かしてくれる著者には、拍手を送りたい。

 表題を見るとなにかいろいろと想像してしまうが、本書はいたって真面目に、科学的に人類のなぞを解き明かす本である。

 すべてを公平に見るジャレド博士らしく、ヒトを特別扱いせず、ほかの動物から見たおかしなヒトの行動を、一つ一つ解き明かしていく。

 なぜ、ヒトは排卵期をまったく知らずに、子供の生まれそうにない時にもセックスをするのか。
 なぜ、隠れてセックスをするのか。
 女性にはなぜ閉経があるのか。

 これらの特質は、ほかの動物にはほとんど見られない。
それはなぜなのかを本書を通じて解き明かしていく。

 ヒトの子供は、大人になるまで非常に長い期間親の元で育てられる。これがひとつのポイントとなるようである。すなわち、父親を家にとどまらせるという目的である。これが、「楽しみのため」という動物には見られない行動をもたらしたというわけである。また、ヒトの女性は出産にあたって高齢になればなるほど死ぬリスクが高くなる。これが閉経のひとつの要因であり、また、閉経後の女性は働き手として重要な役割を果たす。
 
 これらの、分析は著者のニューギニアなどのフィールドワークを通じて得られたものであり、説得力を持っている。

 いずれにしても、タブーとも思われる主題をこのような切り口で見事に解き明かしてくれる著者には、拍手を送りたい。
これはあまり価値がない

ダイヤモンドは鳥類の専門家であり、進化理論にも造詣の深い博識な学者です。しかし、この本は通俗的な内容の割りに新味が乏しく、一般のかた、あるいは進化理論の専門家のだれにとっても時間の無駄に成ると思います。
銃・病原菌・鉄 という真の人間知性の傑作を著した著者にしては、不思議なほどに面白くないといわざるを得ないのは残念です。
サイエンスをエンターテイメントに翻訳

「銃・病原菌・鉄」や「崩壊」に比べると、あっけなさがあるのは、著者の専門から少し離れているからかな? 
「銃・病原菌・鉄」や「崩壊」が自説を資料によって説得させるという趣がある。こちらの方は、一般に知られていない説を紹介する趣。なので、仮説を証明する資料がちょっと薄い。

エンターテイメント性が高くて読みやすいところが売り。竹内久美子の著書に似ているかな。
なんで楽しいかは、結局、わからなかった

同じ著者の「銃・病原菌・鉄」にとても感心したので(ほとんど、感動)、この本も読んでみたが、この本にはあまり感心しなかった。人間の性行動の説明としてはよくできているが、肝心のセックスが「楽しい」理由は解明できていないように思う。「生物である人間にとってセックスはとても重要なので、性行動にはさまざまな工夫がされている」のは、よくわかる。だけど、じゃあ、なぜこんなに楽しいのだろう。単にセックスが重要だというだけなら、セックスが強迫的で、苦しいものだったっていいじゃないと思うのだ(現にそう感じている人も、少数だろうけど、いるのでしょうが)。そういう意味で、セックスは言葉に似ていると思う。言葉も進化の産物にちがいなく、人間の生活に重要だから進化的に発生したのだろうが、俳句をひねる楽しさ(私は俳句を作るわけではないが)とか、駄洒落の面白さなんていうのは、「言葉が重要だから」ということだけでは済まされない生物学的(脳科学的)原因があるように思う。



草思社
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人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り
The Evolution of Desire: Strategies of Human Mating
なぜ美人ばかりが得をするのか
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎




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