内容はともかく、ところどころの言葉に力がある。
何をするともなく、また何がしたいわけでもなく、なんとなく毎日を忙しく過ごしていた学生生活に、この本はほんの一瞬だったかもしれないが、刺激を与えてくれた。それは内容ではなく、ところどころに述べ散らされた提言だったり、単純な言葉だったり。
が、内容に関しての全体的な印象としては、この人は好きな人は徹底的にほめ、嫌いな人はとことんけなす。そんな感じがした。僕みたいに中立的な立場で物事を見たい人間には少々毒っ気があり過ぎた感がある。
ただ自分に自信がなく何か考え方の基準が欲しい人には、一つの羅針盤になりうるかもしれない。
ゴーストだとしてもよく書けている一冊
落合信彦氏は、時期や出版社によって、なぜか文体と作風が変わってしまうことで有名だが、この「狼たちへの伝言」シリーズは、若者に対する発憤剤としてもよく書けているし、国際情勢に対する問題提起としても、なかなかのものである。日本に情報局を設置せよ、日本がアメリカに大学を設置して、日本学を教えて日本の宣伝に励め、などなど。あるノンフィンクション・ライターによると、この「狼」も落合氏本人の手による作品ではないらしいが、それでもこの作品はよく書けている。これだけのことが書けるというのはよほど国際情勢に詳しい、ゴーストだったのだろう。K氏に敬意を表して。
アイルトン・セナのインタビューは必見!
超一流の男の語る言葉は、とても重みがある。しかも、 ノリにのっている自分の頃だからなおさらだ。 アイルトン・セナ。 彼は言う。「皆平等にチャンスは与えられている。この世に 生を受けたということ、それ自体が最大のチャンスではないか。」 セナが言うと、「よーし、じゃあやるか!」という気にさせて くれる。 彼自身、天才ながらも極限の努力で頂点に立ったのだから。 このインタビューが成功しているのは、もちろん聞き手が落合氏 だからということは言っておく必要があると思う。
内容が充実している
非常に内容が充実してました。特に、世界から見た日本を明確に書いてあり、自分が以外に気がついていないような事まで書いてありました。
集英社
狼たちへの伝言 (集英社文庫) 狼たちへの伝言〈2〉熱き引き金で狙え! (集英社文庫) 人生を上向きに変える「決定力」の鍛え方―落合信彦選書〈5〉 (青春文庫) ケネディからの伝言 (集英社文庫) アメリカよ!あめりかよ! (集英社文庫)
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